2012年6月29日金曜日

フューネラルビジネスフェア 2012

昨日 フューネラルビジネスフェア 2012に行ってきました。

仕事のスケジュールの関係で今年は諦めていたのですが、なんとか一日調整がつき新幹線での横浜行きです。


日頃は車ばかりなので、切符を持つ事に慣れていません。
横浜迄 手に握り締めて行きました。自動改札口も何故か非常に緊張します。


フューネラルビジネスフェアは 年一回の葬祭サービス総合展示会で、全国から葬祭業の方達が集まります。
私も葬儀ホールの設計を手掛ける様になってから 業界の動向と情報を得る為に10年前から毎年足を運んでいます。



海洋散骨を始めてからは ミニ骨壺の新作もチェックです。
5年前位から ミニ骨壺を含む手元供養品の出店が増えたのですが、昨年一気に少なくなり今年は更に少なくなっています。
これは業界に手元供養品は既に浸透していると理解します。







同時にシンポジウムが開催されており 毎年1講座は受講する事にしています。
今回は (株)オフィスシオン 代表取締役 寺尾俊一様の 講座を受講してきました。

大変参考になるお話満載でした。
これからの葬儀社は葬儀後迄 力を入れなければならない!!

海洋散骨業において ご自宅に伺いご遺骨を受取る時のお話を通して感じている 葬儀社の葬儀後のアフターの無さそのものでした。
詳しくは 寺尾俊一様のブログをご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/officesionterao/archives/51292885.html

海洋散骨業は旅客運航業で無く 葬祭サービス業の一部としてこれからも業界の動向を確認しながら考え行動していきます。



2012年6月10日日曜日

FUNE プラザそうそう大謝恩祭

本日6月10日 10周年として大謝恩祭が行われました。

改装前は葬儀ギフトの建物でしたが、1階奥を葬儀ホール 2階を控え室に改装しました。
FUNE様とのお付合いは本社ビルの改装から始まり 初めての葬儀会館の設計・施工をさせて頂いた私にも思い出深い会館となります。


開催15分前の様子です。



葬儀会館のイベントで、他ではほとんど見かけない光景があります。
屋台村です!  豊田では有名な 高級和牛焼肉 勢さんの串焼きが、驚きの1本 200円!!
豊田市の ごちそうや美人亭さんの 焼きそば・海鮮チジミ 各100円!!


100円でも 大きなサービスサイズの海鮮チジミ


食べ物だけで無く NOEVIR豊田販社さんのハンドマッサージ・ネイル・商品特別価格販売も行われています。



館内のご案内です。


1階ホールになります。10年前の工事の時にも手を加えていない場所です。
セミナー等にも使われています。


1階葬儀ホール 今では良く見かけるホールの姿ですが、驚く事に10年前からこのような形の葬儀を提案していました。当時は「近未来型葬儀会館」とのキヤッチコピーでした。


2階ホールから見た控え室入口です。
他の葬儀会館よりも照度を落として落着いた雰囲気にしています。


入口の建具は手前が格子戸 奥が襖になっており 使い分け出来る様に便利な仕掛けとなっています。


格子戸は適度な開放感があり 外からの方も声をかけやすいので、便利な仕掛けと考えています。



控え室から出られる中庭です。
お通夜の夜に星空を眺めながら故人様を偲ぶ癒しの空間となります。


床面も妥協はありません。
石を一つづつ並べて固めています。
 茶色の部分は川 両側には花の模様としています。


本来は夕方に打ち水をすると石が活き活きと浮び上がります。



FUNE様の他の葬儀会館の改装も手掛けさせて頂いておりますが、 一番手の込んだ造作をさせて頂いた会館であり 自分の親の葬儀にも使いたいと思っている程 愛着のある会館です。

FUNE 三浦社長のブログも是非ご覧下さい。
http://fune.boo-log.com/e191878.html

2012年6月4日月曜日

28回 有松絞りまつり

私が住んでいる有松の年2回のお祭りのうちの一つの「有松絞りまつり」が、2・3日(土・日)に行われました。


名前の通り秋に行われる「有松祭り(天満社祭礼)」よりも物売りがメインのお祭りとなります。


愛知県絞工業組合の平成23年度においての秀作を100m展示しています。





有松には三輪の山車がありますが、絞りまつりにも お囃子の演奏と「からくり」の演技が行われています。


「布袋車」延宝2年(1674年)から参加している記録が残っており 明治24年(1981年)に有松に譲られました。
このからくり人形は文字を書きます。



山車の1F部 お囃子の演奏 2F部でからくりの操作となります。




「唐子車」天保年間(1830〜40年)に 20年余りの歳月をかけて製作された個人持ちの山車と伝えられ 明治8年(1875年)に有松に譲られました。
このからくり人形も文字を書きます。


豪華な山車で、輪掛けには青貝をちりばめた細工になっています。


年間を通し 三輪の山車の一輪を順番で、有松山車会館で一般公開しています。
「唐子車」の展示の為 3tの山車を人力で回転させます。
秋に行われる「有松祭り(天満社祭礼)」では狭い街道で、豪快な360°回転が見られます。






「神功皇后車」明治6年(1873年)に 有松で作られました。




街道の端のお店では 破格の¥8.000円で売られていました。
仕立て代金を含めても 二万円以下です。



ハギレも人気でした!



熟練の絞り職人による括りの実演です。



お祭りのもう一つの楽しみ 有形文化財に指定された住宅の内部を見る事ができます。



身近に 伝統工芸と歴史の有る街並が残っているのは嬉しい事です。