チームの一員で、私の船の係留地にヨットを係留している 柴原氏と二人の回航となりました。
7月13〜15日に蒲郡のラグーナマリーナで開催されていた 全日本ミドルボート選手権 の終わる頃にラグーナマリーナに到着
前日迄 総合暫定成績1位でしたが、惜しくも結果は2位の大健闘でした。
チームCHOVE CHUVAは 以前は三重県津をホームポートとしていましたが、現在は新西宮ヨットハーバー(KYC) をホームポートとしてヨットレース活動をしています。
回航するヨットは X-35 このヨットは 国内と世界各地にワンデザインクラス協会も設立されています。http://www.x-35.jp/#
ワンデザインクラスが設立されている艇種は少なく 完成度が高くバランスのとれたヨットの証明でもあります。
17時出港予定をしていましたが、日が変わる迄は10m以上の風が吹く予報でしたので、レースの打ち上げに途中迄参加して ハーバーに戻ると風も弱まっていたので、18時30分に出港!
約220マイル(海里)先の新西宮ヨットハーバーを目指しました。
平均艇速度6kt 約36時間 17日の午前6時着を予定 少し遅くなっても日の暮れる夕方迄には到着出来る予定です。
志摩沖に到達したのは 午前2時 渥美半島の伊良湖手前から志摩迄は 予想通り良く吹かれました! 向かい風でなかったのが救いでした。
ここから先 潮岬迄は 電話の電波も届かなくなります。
ソフトバンクは特に海上では弱い こんな時はドコモが欲しくなります。
潮岬通過は 13時55分 志摩沖から12時間 逆潮もあり中々艇速が伸びませんでした。
荒れる事の多い潮岬 追手の風もあり楽に通過できました。
白浜を通り過ぎたあたりで、日暮れ時間です。
陽が沈むに連れて赤が強くなって行きます!
陽が落ちてから 海面が赤く染まり始めました!
最高に染まった瞬間 !
こんな時の為にカメラを持って来たのですが、操船中の為iPhoneで我慢。
日が変わった頃に 和歌山市沖を通過
残り19.7NM 約3時間半で到着予定と判断しました。
西宮の夜明け
無事 6時30分に到着 予定通り36時間の全行程でした!
長距離のヨットの回航は何度も経験があるのですが、完全レース仕様のこの艇には クルージングなどには必需のオートパイロット(自動操縦装置)が装備されていません。
舵の効き具合も クルージング艇と違い敏感すぎる程 iPhoneを操作する為に体をラット(舵)に押さえつけていても 瞬時に向きが変わってしまいますので、全く手が離せません!!
座りながら操船する事もあるのですが、大部分はこの体勢のまま交代しながらの操船になりますので、非常に腰に負担の掛かる回航でしたが、2011年に行った 広島〜志摩迄の回航に比べたら 風向き・天候にも恵まれた楽? な回航でした。
広島〜志摩回航の様子は下記の記事順にご覧下さい。
ヨットを安全・無事にホームポートに回航する事も 海洋散骨でお客様を安全にお乗せする事に大変役立っている事は間違いありません。
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