2012年9月17日月曜日

初めての サンセット海洋散骨式 平成24年 9月 15日

2名様の海洋散骨式でした。

関西と関東からのお客様でしたので、志摩に宿泊予定で予備日を16日としていましたが、台風が沖縄に接近している為 16日よりも15日の方が確実となりました。
前日の予報は午前中は雨 午後より曇り予報 唯一の心配はうねりです。
予報ではうねり 1m〜1.5m 通常ならば心配無い波浪なのですが、今回は台風の影響が気になり昼に浜島に寄り 陸から外洋の様子をチェックです。


全くうねりが入っておらず安心しました。
しかし急変する海の天気油断は出来ません。


15時30分にお客様を近鉄鵜方駅にお迎えに上がり 16時に出港!
サンセットの時間には通常の艇速では早すぎるので、のんびりと英虞湾を湾口に向けゆっくりと進みます。左は志摩半島の先端うねりの心配は無い様です。


志摩半島先端通過 風は4m〜6mですが、海面は0.5mの小さなうねりです。


予定通り 太平洋上の大海原で、エンジンを止め自然の潮の力に流されながら海洋散骨式の始まりです。



ご遺骨については 可能な限り人数分に分けています。
お姉様が先に続いて妹さんが、そっと優しくお父様の新たな船出のお手伝いです。
今回もこの散骨の仕方は資料請求の際に海洋散骨式のDVDをお送りして事前に見て頂き理解して頂いているのですが、予想以上の優しさで感激して頂けました。


風が吹いている場合は 背の高い船では 船上から献花をして花弁が海面に着地する前に飛ばされてバラバラになってしまいます。
ご遺骨同様 献花も花弁を優しく海面に置く事で、花弁がまとまって海面に漂います。


少しすると花弁は ご遺骨を追う様に流れ始めます。
流されて行く花弁を目で追いながらゆっくり献花を続けます。



自然の潮の流れに沿って流れて行く花弁 この時に人工的な演出は一切必要ありません。



お父様の航海の無事を祈り献酒


ご遺骨の飾り花のリースを最後に海面に静かに優しく浮かべます。
今回もオプションのリースをお選びいただきました。


散骨は潮の流れで、東に向いて行っていましたが、西の海面は綺麗なサンセットです。


夕陽を背にして帰港です。


思い続けて2年 やっと私の念願のサンセット海洋散骨式を無事終わらせる事ができました。

2012年9月13日木曜日

平成24年 9月 8日 海洋散骨式

滋賀県からご両親 東京からお嬢様の3名様の海洋散骨でした。



鳥羽に一泊のご予定でしたので、予備日を9日としておりましたが、予報は両日 曇り/雨でしたので、前日に8日に行う事を確認してお昼に鵜方駅にお迎えに行きました。

個人散骨4名様プランの使用艇は 突然の雨には対応しきれませんので、6名様キャビンプランの艇に急遽変更しました。


後部 デッキ部にも屋根がありますので、雨の中のセレモニーも安心です。


乗船前に一時雨が降りましたが、直ぐに雨も止み晴れ間の中で出港できました。


今回はお客様ご自身で粉骨をされるとの事でしたので、事前に水溶性の袋をお送りしました。

ご遺骨の袋をお預かりして量の少なさに悩みました。
4名様プランの使用艇ならば 水面に手を添えて散骨しますので、少ない量でも海に溶込んで船出される姿を見て頂けるのですが、デッキが高く風も4m程ありましたので、袋からご遺骨だけを散骨してしまうと風で飛んで行ってしまいます。
袋の状態で散骨する場合は 袋が溶ける迄少し時間がかかるので、水面下となります。
それなりの量があれば目視できるのですが、手の平に乗るだけの量ですから 潮に流されやすくあまり深くですと目視出来ない事になってしまいます。
今回は袋の上部をご遺骨ギリギリに切り静かに海面に散骨して頂きました。


私の予想通り 着水後上部を開いているので、ご遺骨は海面上で海に溶込みながら 故人様の新たな船出をご遺族に見て頂く事が出来ました。
海洋散骨においては 失敗の許されない何度行っても一番緊張する場面であります。



故人様の船出を祝い 献花です。



献酒


最後のお別れのリース




お花の紹介

献花
9月・10月の季節の花
姫ヒマワリ(姫向日葵)・ケイトウ(鶏頭)・ミヤマリンドウ(竜胆)・セロシア(野鶏頭)

その他の花
オンシジュウム・スプレーマム(オレンジ・黄)・バラ(ピンク・グリーン・オレンジ)・デルフィニュウム・アルストロメリア(オレンジ)・ガーベラ(オレンジ・エンジ・黄)・デンファアレ・スターチスシネンシス(黄)


ご遺骨の飾り花 
 オプションのリースを選んでいただきました。

デンファレ(白・ピンク)・スプレーマム(オレンジ)・デルフィニュウム(ブルー)・ケイトウ(オレンジ・ピンク)・ヤマアジサイ(グリーン)・フィッカス



今回 お客様にご遺骨の量が少なかったので、納骨もされているのかと思い話を伺ったところ 葬儀社様より海洋散骨ならば少ない方が良いとの事で、少量になったとの事でした。

ご遺骨が溶込んで行く様を確認出来ない様な湾内などを選択から外し 中部地方では透明感のある海面の志摩を選んだ弊社ではこの部分を大切にしたいと考えております。


まだまだ海洋散骨を扱われていても 内容の全てを理解されている葬儀社様は少ないと予想します。

よろしければ、以前の記事「全収骨の勧め」をご覧下さい。

2012年9月6日木曜日

海洋散骨 花(献花) を大切に扱う事!

皆様に喜んで頂いております 季節の花をセレクトした弊社の献花!

通常ならば生花店にフラワーシャワー用として依頼して用意する他は方法がありません。
花弁にしてしまうと 傷みが進行するのは避けられません。

事前に花に十分水を吸わせて 散骨予定日の前夜に花弁の状態にします。
そのまま箱に花毎分けて現地に運びます。



現地に到着後 花籠に心を込め丁寧に飾り付けをして行きます。
花籠の数が多い場合は これだけで一時間以上を要します。



これは8月5日の委託散骨の献花となります。
委託散骨においても 花のセレクト・アレンジを変えています。


7月、8月の季節の花
デルフィニュウム(ブルー)・額アジサイ(グリーン)・リュウカデンドロ・リンドウ(白)・ベルベロン(グリーン)・ヒペリカム
その他の花
スプレーマム(白)・バラ(ピンク.白)・ガーベラ(黄.ピンク)・デンファレ(白.アンナ)・ケイトウ(オレンジ)・姫ヒマワリ.・プチアスター(ピンク)・トルコキキョウ(紫)
一部下に埋もれて確認出来ない花もあります。



7月、8月の季節の花
姫ヒマワリ・ケイトウ(オレンジ)・デルフィニュウム(ブルー)・額アジサイ(グリーン)・トルコキキョウ(紫)・チアスター(ピンク)・ヒペリカム.
その他の花
スプレーマム(白)・バラ(ピンク.白)・ガーベラ(黄.ピンク)・デンファレ(白.アンナ)




弊社の個人散骨4名様プランにおいては 漁船タイプの船体ですので、エンジンをストップさせ自然の音の中で行います。
船が前進して花が後方に去って行くのとは違い 自然にの力で花が流れて行く様はゆったりした自然の時の流れで、故人様の旅立ちをいつまでも見送っていたい気分になります。



夏が過ぎ 海洋散骨にも最も適した季節がやつてきました。

2012年8月28日火曜日

事前の準備は重要です!

 昨夜 義理の父が亡くなりました。
葬儀会館の設計・施工 海洋散骨を行っている私にとっては 葬儀業界の動向の情報を得る事はとても重要な事です。
子供の死の経験もしていますので、仕事には直接関係しないのですが、葬儀の細かな事迄がやはり気になってしまいます。
妻の母には そろそろ葬儀の事も考え準備する事を伝えていましたが、私の伝え方も遠慮ぎみで良く無かったのかもしれませんが、看病に時間を費やす事が多くを占め 葬儀の事を考える時間的余裕が無かったと思いますが、やはりまだ死ぬ事は無いと思いたい気持が邪魔をして後伸ばしになってしまっている事と今迄にも当然 祖父・母を送り出している経験があるのですが、葬儀に関して悔いを感じた事が無く 亡くなれば自宅に近い葬儀社に電話すればなんとかなるの気持かもしれません。

自分が亡くなる前の終活・エンディングノート等は 送られる側の意志を伝える 家族が困らない為なのですが、これがなにもされていなく又出来ない状態の場合は 送る側がどんなふうに送ってあげるかの意思を持つ事が、故人様への優しさと 愛する方が亡くなった悲しみを軽減出来る方法と思います。

今回 妻の父ですので、喪主は妻の弟 私は口出しする立場ではありません。
危篤の連絡を受け病院に向かいましたが、途中で息を引き取ったと連絡があり病院に到着した時には 祖母の葬儀を依頼した大手葬儀社に手配済みでしたが、義理の弟から出た言葉がもう一件家から近い場所に家族葬を行っている葬儀社があるので、私が知っていれば話を聞きたいとの事でした。
病院から自宅迄の寝台の依頼をしたのかと問いましたが、限定で話もしていないとの事で躊躇しましたが、私の知合いの知っている葬儀社でしたので全ての事情を話してとりあえず家に来て頂ける事となりました。
見積・葬儀の内容の話から家族葬の看板を出している葬儀社に決まりました。

今回は病院の霊安室に葬儀社を呼んで相見積をして故人をなかなか家に連れて帰れないよりは スムーズに家に帰れたのですが、寝台だけで依頼しなかった義理の弟の無知の為のミス!!
私は隣で話を聞くと口出しをしてしまいそうなので、中立を守る為に外で待機していました。
仕事が寝台だけになってしまった葬儀社の担当者は被害者と思います。

終わってからの料金・葬儀内容等の不満を持つのは 葬儀社が悪い訳ではなく 依頼者の勉強不足が大部分と思います。
葬儀社はプロです!!  しかし何も意向を聞かずしてお客様を満足させる事は不可能です。
私の商業施設の設計・施工においても 何も意向を聞かずしてお客様を満足させる事は不可能です。

今日は 納棺も葬儀社の担当者のアドバイスを受けながら 家族全員で体を拭き 白装束を着せ 納棺しました。
お通夜の進行も司会も マニュアルマニュアルしていなくて家族全員不満無く良かったのですが、これはただ運が良かっただけと思っています。

良いお見送りをする為には消費者自身が、まずは勉強しなければなりません!!




2012年7月17日火曜日

緊急配管詰まり抜き

土曜日に近所の美容室より相談したい事があるとの事で、伺いました。
金曜日にトイレの排水が詰まり 詰まり抜き業者を呼んで作業をしてもらった結果 便器内で何かの異物が引っかかって便器を割らない限り修理不能との事でした。

その業者でも工事は可能との事なのですが、知らない業者よりも知っている業者との事で、お店の定休日 月・火曜日の2日間で完成させたいとの事でした。


現状 和式の兼用便器の上にカバーを付けて洋便器仕様になっているのですが、せっかくなので洋便器に変更予定です。
月曜日に便器及び一段上がっているコンクリートを壊して 配管と床と壁の一部をモルタル塗り 平日の火曜日に手配出来る便器を用意して夕方設置すればなんとか水曜日の営業には間に合います。

日曜日の工事の日 一番に水を流すと一回目は何とか流れ 2回目からは流れが悪くなり便器内に水が溜り出します。
便器内にしては溜り方がチョットおかしい??
水道工事業者の知っている詰まり抜き業者さんに連絡すると昼ならば可能との事でしたので、工事時間は段々遅くなってしまいますが、破壊しなくて済むならばと待つ事にしました。

最初はワイヤー式の詰まり抜き機械で便器より攻めます!
便器内すんなり通過??  原因は便器内ではなさそうです。

この建物はビルの下に3軒店舗が並んで、端が美容院・昨年閉店したうどん屋さん・警備会社 警備会社の横に浄化槽があります。

浄化槽から見ると配管はテナント単独では無く続いている構造です。
浄化槽側の点検マスから今度は 高圧洗浄機を入れて攻めます。
掃除用の高圧洗浄機のノズルは正面からしか水を噴射しませんが、配管清掃用のノズルは正面と後ろにも噴射しながらそれを動力として奥に進んでいきます。
何か硬い物に当り無事撃破!!


出てきたのは太いチェーンの固まりでした。
配管途中のマスの蓋にはチェーンが付いており 腐食によって落下したと考えられます。
店舗内には点検マスは見当たりません。
もしかしたら床が上げの時に隠されてしまったのか?
隣のうどん屋さんのマスなのか不明ですが、この思いチェーンはいくら水で流しても流れるはずがありません。

お店のオーナーが依頼した業者の判断通りで無く 疑って進めた結果
無事 非破壊で工事を終える事ができました。

この配管まだまだ不安が残ります。
浄化槽側の配管内に水が溜り過ぎます。水の流れを見ると少し逆勾配になっています。
トイレの汚物は一回の便器から流れる量では浄化槽迄は流れる事は不可能です。
隣のうどん屋さんが閉店しているので、トイレの水が全く流れ無い為配管内に汚物を流す援助の水は流れない事になります。

ご注意下さい!!


新しい便器は節水型が大部分となります。
便器から汚物を出す為の水が少なく済む仕様なのですが、配管に残った汚物の流れ迄は残念ながら考えられておりません。
配管経路が長過ぎる・配管勾配が少ない この様な場合は最新の節水型便器に取替えた後に配管詰まりが生じる可能性があります。

大々的に広告を出している 詰まり抜き業者でも信用は禁物です。
原則的に詰まりが解消されなくても 一回呼ぶと料金は発生します。
お店のオーナーが依頼した業者は 一般的なトイレ詰まりのシュポシュポの大型だけで一時間程作業を行っていたとの事 何も解決出来ない完全に素人作業です。



適当な点検で、便器交換を薦められたりとの話も聞いた事があります。
 


最低でもワイヤー式を持ってきている 出来れば車に大型コンプレッサーを積んだ高圧洗浄機が無ければ怪しいと思って下さい!

商業施設 設計・施工においては細かな配慮を怠らずに行っております。