2011年7月20日水曜日

人災か天災か?

台風もやっと過ぎ去りましたね
船も住まいも台風の進路が予想より早く東南に向いたのが幸いでした。

地震・津波と違い台風は多少時間的な余裕があります。
船は事前に「これでだめだったらしょうがない」と納得出来る増し舫等をしています。
自宅は台風の進路から風の風向を考慮して 庭のテーブルを裏返したり 飛びそうな物はロープで縛ったり又ベランダの内側・部屋に入れます。
車は暴風雨になった時に駐車場から物の飛んでくる可能性の少ない建物の横に移動します。

船に関しては船に通う回数が少ない方ほど 保管場所の管理に任せっきりで、自分の船は自分で守る意識が欠けている方も多く 小さなボートの方などは船自体が軽いので、舫うロープが細く ヨットに関してはセールカバー等が縛っていなくて風をはらみ開いてマストが折れたり陸置きの場合は船台と共に横倒しになります。

住宅は近年密閉性も良く 窓から雨水が入る事も無く 外壁もトタンでは無くなり 瓦の屋根も少なくなっていますので、台風だから建物に特別補強しなくても済んでしまいます。
この為か庭・ベランダに置いてある物迄も無関心になっている様な気がします。
実際に 私の近所の家でも特別な台風対策をしている家を見た事がありません。

台風の為に何か補強等対策もしないで、自分の物が飛んで他の方に迷惑をかけても天災と思う方は物が飛んで来て自分の家が損傷しても天災と思うでしょうね しかし自分で対策を施した方は損害を受ければ 原因によって天災か人災か的確に判断出来ると思います。

人災が起らない様に皆が台風対策をすればきっと事故件数は大幅に減少するでしょう!!
近年 近所付き合いも少なくなると共に他に迷惑をかけない意識も減少していると感じるのは私だけでしょうか?













仕事柄 台風時は落ち着きません!!
建築の方は やはり看板・雨漏り等を心配してしまいます。
巻上げ式のテントも心配です。お客様には通常でも風が強くなったら巻上げて下さいね と伝えるのですが、過去何度か開いたままで壊れた件を経験しています。
雨漏りに関しては 相談を受ける事も多いのですが、大部分は下から吹き上げてくる雨に関しての対処がされていない事が大部分です。

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