有松は東海道五十三次の39番目の宿場町池鯉鮒と40番目鳴海宿の合宿として慶長13年(1608)に開村しました。
朝からお祭りは始まるのですが、見所は夜の提灯の灯りでの山車の幻想的な雰囲気です。
左側は有松絞祭の時の写真です。夕方になると街道沿いのお店・古民家の提灯の明かりが灯されます。
夕方の山車を待つ街道はお祭りの為車は通行止めで、人々は山車の出発地点の天満社に集まっているので、街道は普段と違う静寂な空気に包まれています。
古い町並みと提灯の灯りは癒されます。この光景は年一回しか見られません!!
フラッシュ無しで撮影しないと雰囲気が出ないので、カメラがブレないように必死です!!
着物姿の女性達が正座して山車を待つ姿は別世界で、映画のワンシーンのようです。
山車の登場です!!
有松には、『布袋車(ほていしゃ)』『唐子車(からこしゃ)』『神功皇后車(じんぐうこうごうしゃ)』の3輌の山車があります。
布袋車は文字書きのからくり人形 唐子車は唐子の3体のからくり人形 神功皇后車は神功皇后と武内宿禰のからくり人形となっています。
唐子車の唐子の3体のからくり人形です。
天保年間(1830~44)に知多の豪商が20年余りの歳月をかけて製作した個人持ちの山車であったと伝えられ 知多から有松に譲られたのは明治8年との事です。
唐子車 からくり実演になります。
舵取りは前後に伸びた丸太を左右に押しながら人力で行います。
長く伸びた二本のロープの先には2列に分かれ町内の方が山車を曳きます。
山車の下部では 笛・太鼓のお囃子の方が乗っています。
古い町並みと山車と提灯の灯りだけの空間!!
どちらも消してはいけない伝統の灯りです!!
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