2011年10月19日水曜日

フルオート時代に逆行!! 完全マニュアル操作のデジイチ

フェイスブックを始めてから 猫好きの集まるウォールに我家の猫達を投稿しております。
東の方面の方を筆頭に世界中から毎日綺麗な猫の写真をUPされています。
猫の写真もそんなにストックが有る訳でもないですから、銀塩時代に一眼で撮影したネガを一部スキャニングした写真も投稿しました。

スキャニング画像

以前に「私のコンデジ」の記事をUPしましたが、最近のコンデジはそこそこ撮れますので写真を趣味としていない私にとっては レンズ地獄の怖さも有りデジイチは必要とするカメラではありませんでした。

コンデジ画像

しかし比べてみると スキャニング画像の写真の方が暖かみがあって私の好みです。
最近の高級デジイチはフイルムと同じサイズの CCD になりましたが、普及機又以前のデジイチはフイルムよりも小さなサイズノCCDでしたので、友人のプロカメラマンから銀塩のレンズとのマッチングが微妙との事を数年前に聞いていました。
とりあえず手持ちの銀塩時代のレンズは 単焦点のマニュアルレンズ主体で揃っています。
ネットで調べてみると デジイチを使って銀塩時代のレンズでも全てマニュアル操作ならば十分な写真が撮れそうな事が書いてありました。
今から5年前にエントリークラスで発売されたニコンのD40は写真マニアからも銀塩に近い写真が撮れる事から人気との事でした。
画素数は600万画素と今のコンデジと比べても小さいですが、カメラの要はレンズです!!
600万画素あればA4迄ならば十分で、ネット上にUPするならば完全にオーバーサイズです。
このカメラはオートフォーカスの為のモーターが省略されている為に 新しいタイプのモーターが内蔵されているレンズしかオートフォーカスが動きません!!  私が持っているAFレンズはマニュアルフォーカスしか使えない事にもなります。
猫の写真の為に数十万の出費するつもりもありませんので、とりあえずセットレンズ付きならば全ての機能が使えるのですが、写りは期待出来ませんので本体だけをオークションにて¥14.000- で購入しました。

マニュアルレンズではカメラの内蔵露出計が全く働かないので、カメラで操作するのは感度とシヤッタースピードだけです。明暗はカメラでは判りませんので、単体露出計で数値を出してシヤッタースピードとレンズの絞りを操作するか 勘で撮影してプレビュー画面で確認してから各数値を変える作業となります。
銀塩カメラでも露出機能がないカメラは40〜50年前のカメラとなりますので、今の時代のデジタルカメラで40〜50年前の機能しか使わずに撮影している事になります。
全てカメラ任せでサクサクとは撮れませんが、じっくりと撮る楽しみは格別です。


30年程前のレンズですが、単焦点の明るいレンズですから予想を越えた綺麗な写真が撮れました。



今のデジイチはオートフォーカス主体で、銀塩時代のカメラの用にファインダーの中央の◯の中の画像のずれが無くなるとピントが合うスクリーンではありませんので、ピント合わせだけは大変です!! 


目視と合せてカメラのピントが合うとライトが点滅する機能を使うのですが、スムーズには合いませんので、これが一番の難点です。
スプリットイメージのファインダースクリーンに交換するか思案中です。


¥14.000-の出費で、眠っていたレンズを使う事が出来た事は大変満足しています。
マニュアルの単焦点レンズは中古で ¥10.000- 以内で購入可能なので、動かない物をじっくり撮るならば ¥20.000- 前後でデジイチのを楽しむ事が十分可能です。

興味のある方は下記を参考にして下さい。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2007/02/07/5541.html

http://zapanet.info/blog/item/1313

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