11月5日一日前のダラダラした出航前の空気とは全く違い早朝6時過ぎより帆の上げ下げの練習から始まりました。
CBCテレビさんから依頼されていた為 動画撮影中心で写真を撮る余裕はありません!!
出航方法は曳航してしまうとクルーのモチベーションが下がってしまいますので、早朝のマリーナへの入港も無いだろうとの予測から手漕ぎでの出航を勧め 仁キャプテンより決定が下されれました。
今日が最後の帆走のチャンスで、私は心の中で今日だけは入港予定地の到着日暮れギリギリ迄曳航を拒否して放置作戦で行こうと決めていましたので、一人でも多く葦船に乗ってすばらしい帆走を体験して頂きたい願いより 毎回お願いしてあった曳航の為の予備人員を拒否して一人での散骨艇による監視・曳航業務となりました。
なんとか入船もなくマリーナの入口の堤防迄手漕ぎで到着後帆を上げました。
風向は幸運にも目的地伊勢に向かって吹いていました。
風は風速4m 重い葦船は走り出し迄時間がかかります。この時点では中間の松坂沖位迄は帆走かなと予測しました。
なんとか津の日本鋼管を過ぎたあたりから風速が6mに上がり2.5ノットに艇速が上がってきました。
こちらは大変です!! 操船しながらの動画撮影
朝の予測を上回る快走で伊勢に向かいます。
曳航予定時間もキャプテン仁氏の希望で1時間遅らせ伊勢の沖迄自走でたどり着きました。
これが本来の姿です。日数の制限が有る中での一番有意義な一日でした。
帆を上げての姿はまさしく帆船です。
これで葦船も満足な一日だったでしょう!!
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