2010年10月31日日曜日

年代・男女に合わせた儀式を考えないと!!

今日は仕事先のFUNE(http://fune.boo-log.com/)様のイベントに参加しました。
今はどこの葬儀社様もイベントを行っていますが、10年程前は珍しい事で、葬儀イベントに関してはFUNE様は草分け的存在と認識しております。
私は会館の設計・施行 祭壇も企画・製作を行っているのですが、こちらの出来る事はベースを作る事だけです。花の飾り付け等は花屋さん・葬儀社様のアレンジとなります。
最近は新聞折込で葬儀イベントを多く目にしますが、どこの祭壇プランも祭壇の大小・花の多い少ないによっての価格設定だけです。事前に会館を決めるお客様も値段最優先に考える方が多くなっている事も多く耳にする事からも値段最優先のチラシになってしまうのも理解出来ますが、葬儀から仏壇・お墓等全順番通りに亡くなった過程で全てが考えられていると思います。
先に娘を亡くした経験から消費者の立場に立って思う事は順番通りの亡くなられ方をされなかった方用のプランを用意している葬儀社様がどれだけあるのだろうとついつい考えてしまいます。子供・20代・30代等 男女 棺の大きさ・デザイン 花のセレクト以外 全ての進行を含め喪主様にありがとうと言って頂ける企画は沢山あると思います。私の娘のFUNE感動葬儀のお話は後日書き込みます。
弊社の行っている散骨についても 葬儀とはなのですが、お客様に喜んで頂き満足して頂く事は同じですので、色々考えて行かないといけない重要事項と考えています。

2010年10月28日木曜日

葦船プロジェクト台風避難編

10月26日台風の進路予報が紀伊半島に向いていたので、心配して葦船の泊地に夕方立ち寄りました。最初は依頼は名古屋港の出港式から宇治山田港迄の曳航でしたが、進水時曳航を頼まれ海の事全般に詳しく無い実行委員さん達なので、こちらが口出しする事項では無いのですがどうしても相手が台風になると葦船が気になって動いてしまいます。無事宇治山田港に入港出来なければプロジェクトは失敗になってしまいますから!!
写真の様に囲まれた静かな泊地なのですが、泊地選びの下見に同行した時に台船の所有者の方から台風時は船の避難場所になるとの事を聞いていましたので、いくら柔らかい葦船でも大型の鉄製の船の間に挟まれ揺られたら絶対にダメージを受けます!! かといって一番外側に葦船を繋げるならば何時入って来るか分らない船を待ち続け その度にロープの結び方も不慣れなスタッフが入って来た船の外側に葦船を回せるでしょうか? 最初は好意的でももたもたしていたら船を管理出来る人間を何故置いておかないかと絶対にトラブルになります。
たとえば停泊時に船よりロープを投げ他の方が親切に桟橋でロープを取り縛って下さる事がありますが、流れない程度に縛って完全に調整してはくれません。これは不親切ではなく自分の船は自分で守りなさいとの意味が込められています。海の上では甘えは許されないのです。
私は運営費がギリギリなのは聞いていましたが、葦船の上架を勧め今回はお金を払って安全を買った方が得策ではないかとスタッフと話をした所 その方向での意向もありましたので、造船所にお願いに行き了承を頂き 翌日の朝決定の連絡を頂き上架決定となりました。

昨日迄着々と帆の艤装等の準備が進んでいます。
船首の神様に祈っても台風は避けてくれないですからね
今日朝8時が満潮でしたので、家を6時に出て雨の中7時に葦船を向かえに行き造船所迄曳航しました。

写真中央が船台です。レールに沿って船台が海の中迄移動します。
造船所の方がロープを使い葦船を船台の中央に誘導していきますが、鉄製の船と違い葦船は軽いのでいつもと勝手が違いフラフラしますので苦労しています。
ゆっくりと引き上げられていきます。日頃は何十トンの船を上架している施設なので2トンの葦船は軽々です。
全長12mありますからやはり迫力ですね
上架完了です。
これで台風が通り過ぎても大丈夫です。11月3日の出港式は保証されました!!
心配なのは係留している私の船です。この造船所も堀川の水門の内側になりますので、明日になれば沢山の船が避難してきます。集まって来る船は全て鉄製なので私の船はFRP製で外側に回されてゆきますが、造船所の方で移動して頂けますのでお任せとして台風対策としては後ろのオーニングと排気管のカバーをロープで固めて終了となりました。
台風の進路予想は東向きになりつつありますが、今日の沖縄の例でも進行方向に向かって左側でもかなりの強風が予想されますので遠くを通過しても油断は出来ません。

先日行われた進水式の様子がYouTubeにUPされています。
http://www.youtube.com/watch?v=cZMstWUyZM4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=M3pCqaHbl3E&feature=related
進水式のレポートは下記になります。
http://www.janjanblog.com/archives/20805

2010年10月27日水曜日

今の住宅は地震には強いが水には弱い!! 壁編

台風14号が接近していますね 近畿から関東は何らかの被害が予想されます。
最近の住宅は内部の主な仕上げはプラスターボードにクロス仕上げとなっています。プラスターボードは石膏の板に両面紙が貼ってある製品で、一度水に浸かると石膏はボロボロになり強度は全く無くなります。
建具の枠・窓枠・巾木等については一見は木に見えますが、木のチップを固めた物や硬質な厚紙等に樹脂化粧シートが貼ってある製品です。もっと解りやすく説明しますとカラーボックスの木目柄の部材を少し丁寧に仕上げている製品となりますので、これも一度水に浸かるとボロボロです。特に建具の枠は扉が開け閉め出来ない位反ってしまって乾いても元には戻りません。床上浸水した場合は柱等以外の内部の造作を全てやり直す事になります。壁の内部の断熱材も水を大量に吸い込みますので、そのままにしておくと長期に渡って悪臭の可能性もあります。私の母の実家が東海豪雨の時に床上浸水しましたが、築30年以上で扉等枠も含め全て無垢の材料でしたので、水洗いをして乾けば元通りとなり 壁は土壁でしたので乾燥後上から上塗りで済みましたが、従兄弟の築3年の家は全て内部はやり直しです。
今の住宅は廻りの家よりも基礎部を高くする事が唯一の水害に対する保険と思います。
別の話ですが、浸水する前にエアコン・冷蔵庫等の家電は電源を落しておく事です。そうすれば水洗いをして完全に乾燥した後ならば復帰する可能性は大となります。電源を落さない場合は基盤等が漏電して破損してしまいますので、復帰する可能性は0に近くなります。
この台風で大きな被害が無い様に祈ります。

2010年10月25日月曜日

葦船プロジェクト進水再挑戦編

今日は朝7時からの予定ですから6時30分に現地到着し海上待機です。
昨日より人手が足らない様で心配していましたが、なんとか移動作業は進んでいます。
定位置迄移動完了です。内心海の中は途中から段差がありますので、腰迄浸かって作業の人の行動が気になります。わかっていても作業に集中すると忘れてしまいますからね
とりあえず船首が着水しました。
昨日のリハーサル?済みですから船上のえびす町内会 代表 佐藤練氏も今日は船の傾斜にも余裕?で対応しています。
これからどのようにして押し出すか?皆の動作が止まります。最後は一気に後ろ側を持ち上げ無事に進水しました。
進水後も下にある丸太の骨組の回収作業 カムナ葦船プロジェクト代表 石川仁氏は船の浮き具合のチエックです。予定通りの浮力と思います。


水面の近くから1ショット 葦達が生まれ故郷に帰って来て喜んでいる様な気がします。
時間が経つにつれて水面下の葦が膨張して巻いてあるロープが張って強度が出ますが、重みで今よりも船は少し沈みます。寿命は半年程度の事です。


後に横抱きにて曳航です。思ったよりも葦船は軽く4ノットで巡航可能でしたが、平水での話で帆もセッティングされ重みもだんだん増してきますので、うねりのある外洋での曳航は想像がつきませんが、軽いという事はこちらの艇のエンジンの負担も少ない事なので一番気にしていた問題です。
こちらの艇との段差は想像通り少ないので、葦舟からの移動も問題無い様です。特に女性のトイレタイムには避けて通れない事なので、航海の重要課題で安心しました。
名古屋港内の泊地に移動完了です。明日からマスト等の艤装が始まります。
マスト等の艤装は COP10のイベントなので、本当は出発地点の名古屋港ガーデン埠頭で一般公開したら良いのですが、安全面等から名古屋港管理組合等からも許可が出ず非常に残念です。名古屋港での泊地探しは岸壁の高さから 浮き船台の利用が最低限の条件となりなかなか条件に合う場所はありません。私の艇も知合いから海運会社を通して造船所を紹介して頂き有料で係留させて頂いています。
台風14号が発生し微妙なコース・予想日時で、台風情報には目がはなせません。
このイベントにはCBCさんが、継続して取材をしています。日時はわかりませんが、夕方のイッポウにてオンエアーされます。

2010年10月24日日曜日

葦船プロジェクト進水編

今日は待ちに待った進水式でした。
22日の夕方「光の広場」の葦船は翌日の移動準備の為船台の前の骨組みが取除かれて前から見ると勇壮な姿です。
23日私は24日の進水式に間に合う様に早朝AM6:30志摩より出航してPM1:30に潮まみれになって名古屋港に到着 大王崎廻りは東の風が吹くとウネリが大変でプロの方達も余程で無い限り出港しません。東の風8mウネリ3mの横波を受けながら波の間をぬっての操船ですので、鳥羽に入る迄緊張の連続です。大王崎より鳥羽迄すれ違った船は漁船2隻だけ普段沖に出ているお客を乗せた釣船は鳥羽の湾の中で操業していました。鳥羽を抜け伊勢湾に入っても東の風の為知多半島野間迄は横から波を受け続け大変疲れる回航となのました。


今日AM7:00 熱田七里の渡しでは進水式に向け着々と準備が進んでいます。
進水式の始まりです。


カムナ葦船プロジェクト代表 石川仁氏が祈りを捧げます。
人力で水際迄人力で葦船を運びます。
正面からの撮影は葦船の曳航の為海上で待機している私の特権?です。
葦船の上で指揮をとるのはえびす町内会 代表 佐藤練氏です。
船の先が水面に届きました。

この後こちらの艇でロープで葦船を引張って進水しようと試みましたが、急に潮が引出し船底の損傷を考慮して明日の朝7時に残念ながら変更となりました。
今日の満潮は7時でしたので、神主さんが8時からしか不可能だった事と進水迄に時間を費やし過ぎた結果予定よりが下がってしまったのが主な原因でした。
明日は午前中雨の予報で、少々不安な現在の気持です。
29日出航式迄に水面に浮かべたままで、マストを起て帆をセットします。
29日の出航式は午後1時より名古屋港ガーデン埠頭にて行いますので、是非お近くの方はお寄り下さい。まだまだ伊勢宇治山田港迄は長い道程となります。

2010年10月20日水曜日

クロス選びについて

近年壁の仕上材の中心は価格からもクロスが主流になっています。
限られた予算の中でセンスの良い空間を作る為にはクロス選びが重要になってきます。
有名な内装材のメーカーSANGETSUの名称で一番安い物はSP級となりますが、これは賃貸物件・格安建売等専用と言えます。利点は厚みがありますので下地が悪くても綺麗に仕上がります。極端ですが、ボンド入り糊を使えば土壁の上に直接施行も可能です。欠点は白又クリーム色が大部分で見せる空間には使う色がありませんので、商業空間の仕事が主の私にはバックヤード等の貼ってあればOKの場所しか使い道の無い製品です。
次にAA級クロス見本の大部分を占めている品になりますので、AA級を制する者がセンスの良い空間作りが出来るとなります。AA級の問題点は 1.種類が多いばかりで、色のはっきりした種類が少ない事で結局は選択巾は狭い事。 2.綺麗な色・柄の製品は厚みが薄い物が多く貼り変え等は下地によるクレームのリスクが有る。
私の選ぶクロスは当然厚みの薄い商品が多くなりますので、㎡の貼り手間で働いている職人には下地処理等も気を使い効率が良く無いので嫌われ者となりますが、お客様には喜ばれてこそ仕事がある事を職人に毎回伝えている甲斐あって最近は理解してくれたのか?諦めたのか?愚痴は少なくなってきました。
注意して頂きたいのが主に住宅になりますが、クロス専門・リフオーム業者等の中には総合見本帳の抜粋版で住宅専用の薄いカタログを持って来られる事がありますが、通常私が選んでいる種のクロスは省かれていますので、必ず総合見本帳を見せてもらって下さい。出来ればSANGETSU以外の他社の総合見本帳もです。安易にお任せすると貼りやすいだけで選ばれてしまう可能性もありますのでご注意下さいね!!
工事業者の方が、カタログを置いて選んで下さいねの場合も根本的に施行側の意思・理解無いですから良い空間は出来様が無いと思います。
私は責任と自信を持ってセレクトしお客様に提示するのが、この仕事の基本と考えます。

2010年10月18日月曜日

葦船プロジェクト視察編

先日ヨット関係の友人から葦船の伴走を頼まれ打合せに名古屋市久屋公園「光の広場」に行ってきました。
COP10開催を機にエビス町内会主催の 市民参加型のお祭りで葦船でおかげ参りする事が最終目的になっています。
私の役割は24日に熱田区の宮の渡しで進水して29日より海上にて11月3日に伊勢の宇治山田港迄の葦船の伴走で、主は日没迄に予定地に到着する為の曳航 葦船にはトイレ・風を遮るキャビンもありませんので、乗組員の荷物・トイレ休憩・飲み物等食事の配給・緊急時の救助が主な業務となります。造船についてはカムナ葦船プロジェクトが主となり行われています。
葦船の曳航は未経験で不安な事は多々ありますが、散骨業以外に海の遊びの中でプロジェクトに参加出来る事は大変うれしく思っています。
土日の名古屋まつりで参加者も多かったので、船はほぼ完成でした。
これに舵・マスト帆が進水時に艤装されます。全長12m 重さ約1.5t 水に浸かると2tの予想です。帆に関しては帆掛け船ですので、近代的なヨットの様に風上にジグザグ進むのは不可能です。帆走するのは最高真横から少し後ろから受ける風が限界でしょうね

デッキに関しては 特別に上がらせて頂き写真を撮影しました。途中CBCテレビの方が上がって来られ急にカメラを回しながらインタビューされたので、全景を撮影するのを忘れてしまいましたが全体が葦の固まりでフラットです。サイドは葦を束ねた段差だけなので、波に揺られたら危険そうでしたが、お話を伺うと水に浸かった面が重くなり非常に安定しているそうです。考えてみれば基本的に束ねているだけですからねじれて水面となじむのでしょうね??
船底については2つの束を結束してありますので、山形の溝が中央にできています。このおかげで双胴船の様な安定感と溝の間に流れる水流直進性が生まれると思います。古代の方もよく考えたものですね
以上視察編です。
伊勢宇治山田港到着迄ブログにて順次公開して行く予定です。
興味のある方は 今後なかなか見られる機会の無い貴重な船ですので、名古屋市久屋公園「光の広場」に訪れてはいかがでしょうか
詳細は下記参照下さい。
http://kamuna.net/
http://www.yebis.net/
http://ameblo.jp/ashibune/page-1.html#main

2010年10月15日金曜日

人が亡くなってから仏壇は必要?

私がご供養セットを販売しようと考えている時に悩む事がありました。
3年前は厨子等のミニ仏壇に位牌が新しいご供養の形として世間に出回りつつある時でしたので、自分なりに三つ折り本尊等の本尊様があれば読経してもらえるとの確信は持っていましたが、屋根が無くても寺院さまからこれでは読経出来ない等のクレームが無い製品は?と悩んでいたと共に 厨子の中に本尊様無しの位牌だけの製品をミニ仏壇として紹介している雑誌・メーカーには寺院さんが問題無く読経できる製品が仏壇と呼べると考える私には疑問を感じました。

私の親の菩提寺に一度意見を頂こうと 当社の仏式対応ご供養セットの写真を持って相談に行きましたが、途中で来客が有り本山指定の仏壇があるからで一言で終わり 後日また時間のある時に相談下さいと話しましたが、あまり関わりたくない様な顔色なので諦めました。
こちらから失礼の無い様にと相談しているのに!! 仕事ですから家に来てこのセットで読経お願いしたら仕事ですから文句も無く読経すると思いますが、私の娘の葬儀も戒名もお願いしている寺院にしては対応が最低ですので、多分私の代では菩提寺にはなっていないでしょう。
ある日 友人宅に伺っている時に月命日の読経の為に寺院さまがお見えになった時に時間もあったのか私との話にお付合いして頂きました。
その中で一番の衝撃は 仏壇は信仰していればお寺の分身であることからもその家に亡くなった人がいなくても必要ですと やはり基本は本尊様を拝む事ですよね!! でも多くの方は位牌だけに手を合わせている様な気がするのは私だけでしょうか?
寺院・葬儀・仏壇等の供養品何もかもが本質を忘れている様な気がします。
本質を説明して省略・アレンジするのは時代の流れで拒否はしませんが、葬儀にしてもお通夜の線香・ろうそくの意味一つにしても丁寧に喪主様に説明して頂く事は基本となってほしいものです。
一時間以上お話をした寺院さまは久しぶりに今日は沢山話が出来て楽しかったと帰って行かれました。やはり基本の説明はお客様には話してあげるべきでしょうね 聞かれたら答えるではいつまでたってもコミュニケーションは成り立たないと思います。
寺院様は関係無く位牌でとの考えで 手の平サイズのご供養セットを作りました。
今の時代は位牌よりも骨壺と思います。

2010年10月14日木曜日

さかな屋くにちゃん

昨日は艇の整備と今年の夏より知合いがヨットを始めましたので、セーリングのアドバイスの為志摩に行きました。
志摩の鵜方近辺には2件の地の魚が置いてある良く行く魚屋さんがありますので、そのうちの一件をご紹介します。

さかな屋くにちゃん
今回は志摩のあたりしか買えない貴重真珠貝の貝柱が食べたくなりお店を訪れました。
店主に聞いたところまだ少し早いな うちは冷凍物は置いていないとの事でしたので、冷凍物が置いてあるもう一件の魚屋さんに行きましたが休みでした。
くにちゃんはほんとに地の物に限定していますので、日によって品の量が少ない事もありますが全て新鮮です。早々と鳥羽の浦村の牡蛎が入荷していましたが、牡蛎については漁協より格安で手に入りますので、しばし我慢です。
場所は鵜方のマックスバリューの東側インターネットカフェ タイムボカンの裏側になります。
これからの寒い季節 散骨の際に事前に注文頂ければ牡蛎・檜扇貝については市場価格の半値以下でお渡しできます。

2010年10月12日火曜日

船遊びは高い?安い?

私がヨットを始めた時はバブルの中でした。
初めは高価で手の届かない遊びと思っていましたが、調べてみると船の年間係留費24万円 保証金72万円でした。
友人と2人で維持しようと考えていましたので、一人月1万円 飲んだら一晩で使ってしまう金額です。パチンコに行けばあっという間に無くなりますよね!! 何か一つ我慢すれば1万円は捻出可能な金額です。
この頃ゴルフも盛んで私も上司に誘われ1月に一回日曜日に行っていました。プレー代2万5千円交通費も合わせれば一日3万の出費 年間36万円十分一人でも係留費は払えます。
マリーナは遊園地と違い毎回お金はかかりません!!365日自由に遊べます!! 家庭が出来ても家族全員で遊べます。一人で月に一回の遊びに36万使うよりも 何人でも365日遊べる36万の方が安いと考えてゴルフはヨットを始めるとの口実で止めました。
都心近くでは駐車料金は月額2万は掛かりますよね 年間24万 施設を含めて考えれば係留費は安くはないですが高くも無いと思います。
船の話は後日詳しく
中部地区ならば関東と違い探せば安い係留場所もありますし 人口も減っていますので空きも多くなっています。船を所持する事にのある方はこの機会に検討してみて下さい。

2010年10月11日月曜日

ニャンタ

次男のニャンタです。
ポンタの一年後に家の庭廻りで二日間程ニャーニャーと鳴きわめいていました、見た目も野良では無い様でしたので迷い猫でそのうち飼い主が見つかるかな?と家に入れてそのままです。
しっぽも長く家の3匹の中では一番綺麗な姿ですが、一番の小心物です。反面網戸を開けての脱走の成功率は一番となっています。
尿道結石の気が有り 予防の為一番高価なキヤットフードを食べています。これから寒くなり水を飲む量が減ってきますので、春迄おしっこの量等の要チェック時期に入ります。
名前は 良くニャーニャー鳴くのでニャンタと奥様より名付けられました。

全収骨の勧め

関東圏は全拾骨ですので問題ありませんが、中部〜関西圏の方は葬儀社の用意する収骨用の骨壺が小さく半分以上火葬場に残してきてしまいます。
私の海の仲間で、散骨時には船長としてお手伝いしていただいている方が春にお母様を亡くされました。初めての喪主であり収骨の時にこれだけ?と思われたそうですが、用意されている骨壺に拾骨してあっという間に終わったとの事でした。
家族葬で葬儀社も亡きお母様の近所付き合いの所での施行でしたので、私は出席せず後日の話の中で、火葬場に残された遺骨の話をしたところ 全て持ち帰ってお墓・お寺の分を除いた全ての遺骨を自分の手で散骨すればよかったと後悔していましたが、最後に誰もアドバイスくれないのでしょうがないね おやじの時は全収骨しましょうで話は終わりました。
名古屋市の遺灰の処理については下記参照下さい。(新聞の記事は昨年の為削除されています)
http://fune.boo-log.com/e49073.html#comments
http://itainewssokuhou.seesaa.net/article/112634061.html
福岡市の遺灰の処理については下記参照下さい
http://newtou.info/entry/1037/
遺灰の売却益は市の収入になっているので、思いは人それぞれと思いますが不満のある方は全収骨頂きお墓・お寺以外の残ったご遺骨を散骨するのも一つの方法と思います。
散骨に限ってのお話ですが、ご遺骨は粉骨をすると1/3以下になってしまいます。通常の収骨の量(名古屋市)では 4名様で散骨する場合 粉骨の量が少なすぎて海にキラキラと溶け込んでゆく光景を見て頂くには1袋に止める事になってしまいますので、散骨予定の方は全拾骨をお勧めします。
基本的に当社ではご遺骨の一部を残す事をお薦めしています。
残したご遺骨を次ぎに亡くなられた方の棺に入れご遺骨を一部残すを繰り返せば 残しているご遺骨はお墓の様な物と考えられます。
私は先に娘が亡くなっていますので、家内が亡くなったら棺の中に娘の遺骨を入れる事を家内との約束としています。

2010年10月9日土曜日

無ければ作ってしまえ

供養の形が一年毎に変わってきています。
未熟児で生まれてきた愛娘は10日の短い命でした。
当時は一番小さな供養としては唯一ミニ仏壇が一つの選択でした。
問題は仏壇は祖母の家に有り 家単位で考えれば位牌を祖母の家の仏壇に入れれば解決ですが、事は簡単には済みません。家に何も無くては供養が身近に出来ない リビングにミニとはいっても箱の仏壇も抵抗があるので、とりあえず三つ折り本尊をバックに後飾りのろうそく立て等をそのまま使い箱の無い仏壇として2年以上供養していました。
これでは来客の時は 亡くなったばかりの様で気を使わせてしまう様でなんとかしなければと既製ではお地蔵さんの形等手元供養の品が公開されてきましたが、自分の納得する製品がありませんでした。当時は位牌が主流でしたので、掛け軸も掛けられガラスで位牌を作りコンパクトに収めてみました。
これでも良いのですが、家では月命日等の法要はしていませんので本当に本尊さまが必要なのか?となります。本尊さまにこだわらなければもっとコンパクトになります。
家の第三弾は手の平サイズのスチールベースに位牌・線香・ろうそく立てでとてもコンパクトに収まりました。
おりんについては ミニ仏壇用の綺麗な高価な物もありますが、普通のおりんの一番小さなサイズの下に耐震用丸ゴムを敷きスチール板の上に置いたら見た目は悪くありませんので写真の通りで供養しております。
時代はご位牌よりも ご遺骨を骨壺に入れ残す形が主流になりましたので、こちらで骨壺迄製作するのには無理がありますので、既製の物でこちらでセレクトして製品としております。
当社のオリジナルご供養セットは私自身の供養の形の模索より作り上げています。
只今オリジナルガラスベースの骨壺主体のご供養セットを製作中ですので、ご期待下さい。

ポンタ

最近は猫ブーム?かテレビ等でも猫が出演する機会が増えている様な気がします。
我が家では3匹のオス猫が一緒に暮らしております。
長男はポンタ 

10年前に愛知県知多半島豊浜の魚広場の駐車場でふらふらで寄って来て目が合ったとたんに抱きかかえて帰って来てしまったポンタです。
今迄犬は飼った事がありますが、猫は引っ掻かれそうで苦手だったのですがどうして連れて帰ったのはホント自分でも不明です??運命と思っていますが、奥様にはお得意の事後報告でした。猫の経験がある方は当然でしょうが、連れて帰った当日喉をゴロゴロ鳴らしているので呼吸器がおかしいと思い病院に連れて行った位の初心者でした。
犬の生まれてから1年はいたずら等大変ですが、猫はトイレも一回で覚え非常に楽ですね
家はマンションの1Fで専用庭がありますので、放し飼いで無くリードにつけて遊ばせていますが一日何回も出し入れしてしているので散歩より大変かもしれません。

ヨット

趣味のヨットは23歳の時にはじめました。
散骨艇に乗り換えた為 現在は所持していませんが、同じ泊地に沢山仲間がおりますので現在セーリングするのには不自由していません。
一時は東海海域でESTRELLITAの艇名で艇長としてレース活動も行っていました。
今年の梅雨時7月に 潮気が騒ぎ出し 仕事先の方が初めてヨットを始められるので、ヨットの選択もアドバイスしながら 購入したヨットを関東三浦半島先端より志摩迄 一人でノンストップ28時間で回航してきました。
現在では長年の海での経験が事業としての散骨に大変役立っています。
散骨艇の選択も私自身の真剣に海と遊んでいた結果です。

祭壇製作

通常 祭壇の購入は葬祭具メーカーからの購入が通常の流れとなっております。
当社が祭壇を企画・製作に至った経緯は 私がセレモニーホールの設計をしていた時にお客様が納得する祭壇がメーカーの祭壇にはありませんでした。
私の一言 祭壇を作ったらどうですか? の一言が、祭壇は規格品を購入するしか方法が無いと思っていた葬儀社様にもう一つの選択が加わりました。
制作者として 祭壇を考えるとき 1.アレンジしやすい(価格設定においての自由度) 2.目立ちすぎない(花・供物等が重要です) を重点に置き設計しています。
一般消費者から見れば 祭壇の豪華さを伝えられるよりも 故人様をいかに中心において祭壇飾りができるかが最重要課題と思います。
横から縦の演出で祭壇の横巾を広げての豪華さの演出よりも 中央から棺迄の豪華さが必要な気がします。

当社では祭壇セット単品からホール全体の企画迄細やかな対応をさせて頂きます。

当社の価格設定

海洋散骨の多くは 大型艇の使用で料金的にも20万円前後からそれ以上が平均となっています。当社は乗艇人数を6名と絞り込み セレモニー時の艇の安定・低価格を実現する為に艇選びをしました。クルーザータイプは遊覧艇程の大型を除き 移動中は快適なのですが、海上で停止すると少しのうねりでも横揺れが激しくなります。漁船タイプは見た目は悪いのですが停船時の安定感は抜群です。当社の艇にはビルジキールと呼ばれる左右にフィンが追加されていますので、さらに横揺れ防止に効果を発揮しています。

横流れについても本キールと呼ばれる船の竜骨がヨットのように船底から下に伸びていますので、停船時の安定に貢献しています。
結果 私が理想としている海洋散骨の海面の近くで優しくご遺骨を放つ事が可能になっています。
艇の維持管理費を少額に抑え お客様の安全も十分考慮し 散骨の家族葬プランの個人散骨4名様プラン ¥126.000円を実現しました。
他にもキャビン付きクルーザー使用の6名様プラン ¥142.800円 8名様プラン ¥159.600円についてもリーズナブルな価格設定とさせて頂いております。
セレモニーにおいては全て私が同行し実施しておりますので、ご安心下さい。







2010年10月4日月曜日

供養品制作風景

今日は供養品の一部の見直しの為 現物を制作しながらの調整です。
1mm単位で、バランスを見ながら微調整して行きます。
当社のオリジナルご供養セットはこうして大量生産でなく 小物迄全て愛情を込め手作りで製作されます。
手の平サイズのご供養セットに使用しているガラスも特殊な方法で1枚づつ手作りとなっています。