2013年11月30日土曜日

有言実行

11月27日 午前1時20分 父が76歳で人生の幕を閉じました。


「ご遺骨は粉骨をすると 1/3以下の量になってしまいます。中部地方など部分拾骨が通例の地域では 乗船人数によってはご遺骨の量が少な過ぎて お一人様一袋ご用意出来ない場合もあります。
火葬場に残されたご遺骨の行き先ははっきりと知らされておりませんし 残す事を通例の事と思い疑問に思われる方は少ないと思います。
ご遺骨の量が全てではありませんが、多い方が華やかな新たな旅立ちとなります。
寺院・お墓と納骨先が決まっている方にも 全て収骨して一部のご遺骨の行き先として海洋散骨を選択するのも 大切な故人様への優しさかもしれません。」

上記は 私が、HP・パンフレットでお伝えしている文章となります。
終活フェアー等の 海洋散骨相談ブースやお客様との直接相談の時にも この事は必ずお伝えしている事柄になります。

弊社での海洋散骨は 99% 故人様が生前に海を希望されております。
文章では柔らかく表現しておりますが、火葬場に残して来た「ご遺骨」は廃棄処分です。
残して来た事は 「廃棄処分」を認めた事にもなります。

父は海への希望はありませんでしたが、私の意志を母に伝え全拾骨致しました。
我家には 菩提寺もありお墓もありますので、祖父・祖母と同じように 名古屋の東別院とお墓への納骨予定です。
一部は 自宅に残して 以前にお墓の移動の時に一部取り出した娘の遺骨と一緒に供養したいと考えています。
残りの遺骨は 父は望んではいないかもしれませんが、世界の海に旅立ってもらいます。

拾骨に立ち会って頂いた 親戚一同も全拾骨のお話を伝えた後には 火葬場に残してくるご遺骨の多さに驚いておりました。
病院から火葬場迄 考えさせられる場面が、残念ながらありました。
その事については 次回UPさせていただきます。

下記もご覧下さい。
http://simakaisou.blogspot.jp/2010/10/blog-post_11.html