2011年12月30日金曜日

今年最後の海洋散骨式 (委託散骨)

今年最後の海洋散骨式は 16日の委託散骨となりました。

24日のクリスマスイブの問い合わせが有り 人数も19名と今迄の最高で、大型艇も2艇必要になりセレモニーの進行等もどうしたものかと悩んでいましたが、代表者のお嬢様とのお話で、故人の誕生日に合せて行いたいとの事でしたが、まだご兄弟との話し合いがまとまっていない雰囲気でしたので、無理に誕生日に合わせずゆっくり考える事をお勧めした結果延期となりました。

本来委託散骨は日時は指定出来ないと共にある程度依頼数が集まらないと、船舶費と経費が捻出出来ない為に早い所では1ケ月 遅い所では2ケ月以上待たされる事もあります。
弊社では自社の所有艇が有り スタッフ1人を連れて私が船を操船をしていますので、今年の実例では1週間〜最高2週間以内で委託散骨を行っています。
しかしいくら自社の所有艇があっても 1件委託散骨の費用で、ご遺骨の引取・名古屋〜志摩迄のスタッフ.献花等の経費・散骨証明書発行は割に合う仕事ではありませんが、これは弊社の企業努力が足らない為と考えてこれからも お待たせしない委託散骨継続していきます。

実施日の二日前の14日にご遺骨の引取に伺いました。
セレモニーの写真・ムービーをお見せする事により お客様も安心・納得されます。
特に海面近くでご遺骨を放つ事と季節の花を中心の献花はとても喜んで頂いております。



お客様のご希望で、故人様の好きだった どら焼きとリンゴをお供えにとの事でしたので準備させて頂きました。
お供え全てを海に放つのは 海洋汚染につながりますので、少量を献花と共に海に放ちました。



夏場でも十二分に綺麗な海ですが、冬の海の透明感はさらに増して綺麗です。


献花も上記の器以上の量を用意していますので、ご遺骨の流れを追いかけて行く花弁の姿は本当に綺麗です。






今回のお花の紹介です



『遺骨の飾り花』
ポインセチア・エリンジュウム・リュウカデンドロ・ストック・ドラセナ・ワタ・カスミ草






『献花』
11月・12月の季節の花
*ポインセチア 『私の心は燃えている*聖なる願い*祝福』 原産地.....メキシコ

*ナンキンハゼ 『心が通じる』 原産地....中国.東南アジア

*エリンジュウム 『秘密の恋』 原産地....バルカン半島

*アスター(東洋ロマン) 『
甘い夢』 原産地.....中国

その他の花
*ガーベラ(オレンジ・エンジ・黄)『我慢強さ*究極美しい』
*アルストロメリア(ピンク) 『エキゾチック*持続*幸福な日々』
*スプレーマム(ピンク・白・黄) 『私はあなたを愛する』
*バラ(ピンク)『愛情*新鮮』
*マリンブルー『壮大な心』
*ストック(白・黄) 『思いやり*さびしい愛』
*カーネーション(ピンク)『私の愛情は生きている』
*アンスリュウム(グリーン・ピンク) 『可愛い・情熱的・煩悩・揺れる心』
*デンファレ(アンナ) 『有能*わがままな美人』
*ドラセナ 『幸せな恋*幸福』
*リュウカデンドロ 『情熱』
*ワタ(綿)『繊細』
*カスミ草 『清い心*無邪気*感激』
*オンシジウム 『気立てのよさ*清楚*一緒に踊って』


今年のブログの更新もこれで最後となります。

後半 更新が滞り気味でしたが、来年も続けていきますのでよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎え下さい。

2011年12月1日木曜日

フルオーダーの祭壇製作

有限会社アッシュオンでは海洋散骨業務の志摩海葬の他に商業施設・住宅の設計・施工行っています。
商業施設の中では セレモニーホールの設計・施工 祭壇から備品迄の製作・施工の実績があります。


愛知県豊田市の株式会社FUNE様より発注を頂き祭壇を製作しました。
FUNE様においては セレモニーホールの設計・施工の他に過去3セットの祭壇を製作させて頂いております。




今回は初めの試みで、バックにプロジェクターの映像が写されるホールになりますので、既製の祭壇では光・ブロジェクターの光を妨げない幅。高さ等に対応できません。
通常ならば、祭壇の照明にスポットライトを加えた事を想定して設計するのですが、従来の方法ではスポットライトの光が映像の邪魔をしますので、今回は祭壇本体で光を発する仕様としました。






FUNE様の会館の中でも隣に洞泉寺がある立地なので、仏教色の強い会館でホールの改装前には写真のバックの映像阿弥陀如来三尊像が祀られていました。
両側に菊の雛壇を並べる従来の白木祭壇と比べて違和感無くなじみ 過去に来館されたお客様の記憶に残されている阿弥陀如来三尊像にも調和しなければならない事が、私が私自身に課した課題でした。



遠くでは確認出来ませんが、細かな素材もこだわって製作しています。
一枚一枚小さなガラスをて作業で貼り付けて製作しバックに色模様を付けています。
こうする事によりシンプルですが質感の高い品が出来上がります。



菊の雛壇の前のパネルも列の長さに対応出来る様に可変可能となっています。
台の天板も照明を入れてガラスとし下部にも光を落としています。
祭壇では6灯と称される 照明スタンドも製作しております。

商業施設の設計・施工の中でもフルオーダーの祭壇製作は特殊な仕事です。

愛知県豊田市の株式会社FUNE様は 今年週刊ダイヤモンド調査による 「お葬式納得度ランキング」全国第一位を獲得しました。
お客様のサービスと並行してホールに関しての考え方も斬新で年々変化しています。
基本を忠実に守っての変化は 何時も新しい事にチャレンジし長年の実績がなければ実現不可能と思います。

新しいセレモニーホールの企画に参加出来る事は大変ありがたい事です。




12月3・4日と 葬儀会館 FUNE紫雲閣リニューアルオープンイベントが開催されます。


屋台村から人形供養際等 ご家族でも一日楽しめる盛大なイベントです!!


お近くの方は是非お越し下さい。