2010年10月11日月曜日

全収骨の勧め

関東圏は全拾骨ですので問題ありませんが、中部〜関西圏の方は葬儀社の用意する収骨用の骨壺が小さく半分以上火葬場に残してきてしまいます。
私の海の仲間で、散骨時には船長としてお手伝いしていただいている方が春にお母様を亡くされました。初めての喪主であり収骨の時にこれだけ?と思われたそうですが、用意されている骨壺に拾骨してあっという間に終わったとの事でした。
家族葬で葬儀社も亡きお母様の近所付き合いの所での施行でしたので、私は出席せず後日の話の中で、火葬場に残された遺骨の話をしたところ 全て持ち帰ってお墓・お寺の分を除いた全ての遺骨を自分の手で散骨すればよかったと後悔していましたが、最後に誰もアドバイスくれないのでしょうがないね おやじの時は全収骨しましょうで話は終わりました。
名古屋市の遺灰の処理については下記参照下さい。(新聞の記事は昨年の為削除されています)
http://fune.boo-log.com/e49073.html#comments
http://itainewssokuhou.seesaa.net/article/112634061.html
福岡市の遺灰の処理については下記参照下さい
http://newtou.info/entry/1037/
遺灰の売却益は市の収入になっているので、思いは人それぞれと思いますが不満のある方は全収骨頂きお墓・お寺以外の残ったご遺骨を散骨するのも一つの方法と思います。
散骨に限ってのお話ですが、ご遺骨は粉骨をすると1/3以下になってしまいます。通常の収骨の量(名古屋市)では 4名様で散骨する場合 粉骨の量が少なすぎて海にキラキラと溶け込んでゆく光景を見て頂くには1袋に止める事になってしまいますので、散骨予定の方は全拾骨をお勧めします。
基本的に当社ではご遺骨の一部を残す事をお薦めしています。
残したご遺骨を次ぎに亡くなられた方の棺に入れご遺骨を一部残すを繰り返せば 残しているご遺骨はお墓の様な物と考えられます。
私は先に娘が亡くなっていますので、家内が亡くなったら棺の中に娘の遺骨を入れる事を家内との約束としています。

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