2010年12月31日金曜日

初詣どうしますか?

今年も今日で終りですね
お寺・神社初詣に沢山の方が出掛けて行きますね
八百万の神の日本ですからいくつもの場所にお参りをする方も多いと思いますが、一方でそこにいる神様がなんという名前で、どんな神様わからず新年だけお参りをする??
私は数年前から新年だけお参りをして願い事をするのは勝手良すぎる様な気がして色々な神様に申し訳ないので、青峰山正福寺だけにしました。自分の中では唯一絶対神はいませんので、自然が神と思い車を運転している時など妙に空が気になった時に空に向かって祈っています。
祈り方は肝心と考えます!! 一方的にいくら神様に願い事をしてもなかなか返してくれないと思いますので、とりあえず絶対に○○します・しません・我慢します等自分の苦しく思う決め事を誓ってから願い事をすれば何らかのご褒美は受取れるものと考えます。一度祈り方も考えてみたらいかがでしょうか?


海洋散骨を始めて1年 ブログを始めて数ヶ月ですが、来年は3日に一度のペースで更新を目標とします。
昨日セレモニーパーサー吉川ひとみさんのプログに火葬場に残された遺灰の問題がUPされています。http://hitomi-yoshikawa.com/archives/52098607.html
毎日新聞の記はhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20101230k0000e040025000c.html
全収骨の勧めでも取り上げていますが、現状ではご遺骨を全て持ち帰るしか方法は無いと思います。お寺・お墓に納骨予定の方も残ったご遺骨は散骨で自然に還っていただくのも一つの選択と思います。


誠心誠意込めた海洋散骨式を心掛けて来年も頑張っていきますのでよろしくお願いします。









2010年12月28日火曜日

船人達の信仰の地 青峰山

あと数日で大晦日ですね
除夜の鐘を撞く事が出来るお寺は少ないと思います。私が数十年大晦日に通っているのが、鳥羽の南に位置する青峰山正福寺です。青峰山は海上守護の霊峰として広く知られ古くから漁民や廻船業者の篤い信仰を集めてきたお寺です。

正福寺は鳥羽市史によれば
●天平勝宝年中〈749~56〉法相宗の寺として行基により開山。
●大同元年〈807〉平城天皇の綸旨をうけ高野山真言宗に改める。
●貞享年中〈1684~87〉僧弁意が再建、中興の開山なる。
●文化元年〈1804〉僧慶圓、現在の堂宇を再建する。
とあります。


正面の大きな堂々とした仁王門を通り抜けた左側に鐘撞堂があります。
飲酒運転の取り締まりが厳しくなり年々年が明ける時刻に人が集まらなくなりました。
昨年は8名程でした。住職の鐘撞きが終われば誰でも自由に鐘を撞く事が出来ます!!
静寂な山の山頂のお寺で、鐘を撞いて年を越すのが私の毎年の楽しみになっています!!
町の葬式寺とは違って葬式等は一切されていない本来のお寺の姿を見る事ができます。






2010年12月25日土曜日

クリスマスイブ散骨式

昨日24日委託散骨式を行いました。
委託散骨の場合はこちらで日時を決めさせていただいております。通常は天候の良く海面が静かな日を選ぶのですが、今回は思い出の日として良いのではと考えクリスマスイブに決めさせていただきました。
週末は冬型の気圧配置が続きますので強風は避けられません!! 海面は白波が立っており散骨地点迄は風・波に向かって行きますので、何度も海水が頭の上から降ってきます!! 漁師さんもこんな日は出漁しません!!当然他の船は交通船以外無しです。
私は冬の冷たい海水は何度浴びても気が引き締められて嫌な気がしません!!  
何だか海の神に清められている気がしてしまうのです。


今回は先日知合った志摩在住デイビット夫妻に同乗していただきました。昨年お父様を亡され海洋散骨に共感されていましたので、散骨を肌で感じていただこうとお誘いしました。

太平洋に面した静かな小さな入江で散骨式です。
私の進行で、個人散骨の様に参加して頂きました。揺れる船より身を乗り出し優しく海面に近い所で水溶性袋に入ったご遺骨を海に放ちます。
放ったご遺骨はゆっくり海に溶け込んで行きます。
ご夫婦一緒に献花・献酒です。


黙祷
最後のお別れのお花です。

体験されたご夫婦にはすばらしい!!とのお声をいただきました。海外の方にも散骨は共感していただけた事を嬉しく思います。

志摩海葬では 委託散骨でもご遺族の代わり心を込め散骨させていただきます!!
チャーター船運航が多い散骨業ですが、自社所有艇の運行ですので、今回も月曜にご遺骨が届き金曜に実施迅速な対応と ご遺骨が届いてから二週間以内の散骨式をお約束します
価格においても 委託散骨の場合粉骨代金含んで¥48.000(税込み)良心価格とさせていただいております。

今回のお花
ピンクのばら(ロジータベンデラ)・オレンジのバラ(カルビ)
ガーベラ・(茶・ピンク・オレンジ)・スプレーマム(黄)(ピンク)
グリーン洋菊・ストック(白)・マリンブルー・アルストロメリア
ピンクカーネーション(チェリースター)・マリーゴールド(黄)
デンファレ(アンナ)・ポインセチア

クリスマスイブでもありますので、ポインセチアを入れさせていただきました。


お別れのお花
ストック(白)マリンブルー・アルストロメリア・デンファレ(アンナ)

2010年12月23日木曜日

ミータ

三男のミータです。
2009年5月にニャンタと同じく庭に迷い込んできて、図々しくベランダに一週間程居座っていました。雨の強い夜こちらが根負けしてとうとう入家!!  私の誕生日前でしたので、こいつが奥様から私への強制的な誕生日プレゼントとなりました。
ずらしく全く人見知りしません!!  散歩中の犬にも平気に近付きます!!  リビングの椅子に初対面の人が座ったならば即座に胸に抱きついて行きます!! トイレに入れば即座に膝の上に上がって寝ます!! ほんとにひっつき猫です!!
極度の寒がりで、やつの居場所は温水器の上・ストーブの前・人の胸・自分でうまく布団の中迄もぐり込み毛布の中!! 夏でも平気で温水器の上にいます!?
こんな猫は今後現れるのでしょうか? まだ十年以上生きていると思いますが・・・・・・

2010年12月21日火曜日

葦船プロジェクト お炊き上げ

12月21日恵那の根の上高原保古の湖キャンプ場お炊き上げとなりました。
残念ながら曇りで月食の空は眺める事は出来ませんでしたが、お炊き上げを始めて一瞬が顔を出してくれましたが、後は天気予報通り雨模様となってしまいました。
お炊き上げの始まりです。
食事は各自持ち寄った食材で、豚汁メインです。
最後の記念としてお炊き上げの炎で焼き上げる焼き物作りです。

この焼き物は後日葦船プロジェクトのブログで販売されると思いますので、後日チェック下さい!!



恵那というのは胞衣(えな=胎盤、臍の緒)という意味なんだそうです。イザナミがアマテラスを産み落としたあと、エナを封じたのだそうです。
明日の朝迄に雨模様ですが、お炊き上げが無事終り冬至の朝を迎えられると良いのですが?

2010年12月20日月曜日

12月12日散骨式

関西からのお客様(3名様)の散骨式を12月12日に行いました。
12月6日にご依頼頂き11日鳥羽に宿泊予約してあるので、どうしても12日に行いたいとのご希望でした。
鳥羽で船でもチャーターして行おうと予定していた様でしたが、散骨を受けてくれる船が無く急遽知り合いの方からのアドバイスでこちらにご依頼頂きました。
粉骨はお客様の方で済ませたとの事でしたが、船のキャビンにて一応粉骨出来る用意をしておきましたが細かくされておりこちらで用意した水溶性袋に当日入れさせて頂きました。
当日天候は晴れでしたが、風が強く湾口近くの入り江にて散骨式を行いました。透明感のある志摩の海ですから海にキラキラと輝き溶け込んで行くご遺骨を見て頂くのは散骨の一番良さと考えます 無理して外洋に出て船の揺れを我慢して海面が波立っていれば溶け込んでゆくご遺骨は確認出来ませんので、やはり静かな海面を選びます。
東京湾の散骨では溶け込んでゆくご遺骨は見えないと同業者より伺っています!!
伊勢湾・三河湾でも余程潮の条件が良く無ければ無理ですので、中部地方では志摩方面が一番と思います。
距離的にも遠いと思われる方が多いですが、高速伊勢道玉城インターより志摩に向かえば鳥羽とさほど変わらない時間です。今回のお客様は鳥羽に宿泊されましたが、静かな志摩に宿泊すれば良かったと後悔されていました。


リース(花輪)のご紹介
ベースのグリーンはスギ・アイビー。
花は デンファレ(アンナ)(ルビーピンク)・ストック(白)・スプレーマム(黄)・アスター(紫)・クリスマスホーリーの実



献花のご紹介
ピンクのばら(アバーランチャー)・オレンジのバラ(カルビ)・ガーベラ・(赤・黄・ピンク・オレンジ)・スプレーマム(黄)(白)・グリーン洋菊・ストック(白)・スターチス(紫)・茶カーネーション(サハラ)・ピンクカーネーション・クリスマスホーリーの実・デンファレ(アンナ)(ルビーピンク)

当社では散骨式の献花は大変重要と考えていますので、花屋経験者のスタッフの季節に合わせた心のこもったセレクトとなります。
天候が晴れでしたら 風が強くても静かな入り江での散骨が可能です!!
大部分が湾内の航行ですので、船の揺れも少なく快適な散骨式が可能です!!

2010年12月16日木曜日

葦船報告会

12月14日 葦船報告会に出席しました。

6時30分に会場入りしましたが、予想通り30分遅れのstartでした。案内にマイ箸.マイ皿.マイカップと明記されていましたので、駅のコンビニで購入して行きましたが用意してきたのは私だけ!!使わずに寄付してきました。closeは予想通り90分遅れの23時でした。
参加人数も私の予想より少く思いましたが、告知が2日前のブログではしょうがないかもしれません。プロジェクトを応援して下さった方達に見て頂ける様 ブログに報告会を凝縮した特集記事も必要と提案しましたので、そのうちUPされると期待します。
CBCテレビ・ラジオの担当の方も来て頂き思い思いの事を語り合った濃い数時間でした。
来週はお炊き上げの予定の様ですが、予定地が未定となった様で何だか最初から最後迄スムーズに行かせてもらえないプロジェクトです!!
来年も春から葦船作りの準備の予感です!! 
今度は少人数でも操船・移動可能な小型と思います!!

2010年12月14日火曜日

ビックリ!! どうするのでしょう???

先週ハーバーに訪れていたイギリス人の方と知り合いになりました。11月26日もハーバーを訪れていたのは知っていたのですが、今週末には宴会の後仲間の艇に泊まっていました。
志摩のハーバーからの眺めが大好きで暇があると訪れているとの事で、また一人海の遊びのメンバーが増えました!!
日曜の朝散骨式が終わったら家にどうぞとの事でしたので、訪れてビックリ!!どうみても外観は宿泊施設です。


今年7月に購入し11月から暮らしているとの事で、元は生命保険の保養施設で後にどこかの会社が購入して売却したそうです。この建物に奥様と二人ゆっくりと改修して行く予定で、宿泊施設にするのは未定との事ですが、もし宿泊施設にするならば最低限今の消防施設の規定に対応しないといけない等簡単な事では済みません!!
リビングも広々(元の図面では食堂でした)です。
工事現場で使う足場でオープンデッキが作られていますが、広いです!!
手摺の高さが低いので、高くする事と内側に板を簡易に張る方法を仕事柄アドバイスしました。もう少し海が見えるとと思いますが・・・・・・
外からリビングを眺めても素材としては悪く無いと考えます。依頼されていなくてもどうやって改修した方が良いかと考えてしまいますね
なんだか志摩の遊び場所が増えた予感です!!
でも客室10部屋(和室)二人で住む為に購入?? 理解不能です!!

2010年11月30日火曜日

11月28日散骨式

名古屋からのお客様(8名様)の散骨式を11月28日に行いました。
メモリアルダイヤモンドを注文され残りのご遺骨の散骨になりました。
前日より志摩に宿泊との事でしたので、天候の次第では27日のサンセット散骨をご提案していましたが、ご家族のお二人が到着が遅くなるとの事で予備日が無い事となり天候を心配していました。
粉骨の為にお預かりしていたご遺骨と最後の夜を一緒に過ごして頂く為にこちらも27日夕方に志摩入りして 夜に宿泊先のホテルにご遺骨をお届けして翌日のお打合せをしました。
有料の詳細な天気予報によると午前11時頃より風が強くなる予報でしたので、宿泊して頂いている事を考えると少し早いですが、午前9時出港と提案させて頂きました。予想通りの天候で、帰港してしばらくしてから急に風が強くなりましたが、順調に散骨式は行う事が出来ました。
お昼のお食事をされて帰られるとの事でしたので、土日は慢性的な渋滞が3時前から亀山近辺から始まりますので、食事をして帰られるならば渋滞を避ける為にも午前9時出港は良い時刻とも考えられます。

リース(花輪)のご紹介
ベースのグリーンはササバルスカス・アイビー。
花は デンファレ(アンナ)・ストック(白)・スプレーマム(黄)・ガーベラ(芯)
・薄いピンクのカーネーション(スターチェリー)
献花のご紹介
ピンクのばら(アバーランチャー)・薄いピンクのバラ(グリーンアイトア)・
ガーベラ(赤・黄・ピンク)・スプレーマム(黄)・白洋菊(アナスターシャ)ストック(白)・スターチス(紫)・茶カーネーション(サハラ)ダリヤ・マリーゴールド(オレンジ)
当社では散骨式の献花は大変重要と考えていますので、花屋経験者のスタッフの季節に合わせた心のこもったセレクトとなります。
冬の海は寒いですが、海の透明感は一番です!! キャビンの中は暖房が付いておりますので、散骨式の一時の寒さをを我慢して頂ければすばらしい散骨式となります!!
今回はおみやげとして志摩の牡蛎を50個用意させて頂きました。

2010年11月21日日曜日

ご遺骨お引取

先週 来週散骨予約の為ご遺骨をお引取りしました。
いつもご遺骨を持ち帰る時はお客様ですよ!!と自宅に戻ります。
食事等お世話の要らない静かなお客様ですが、散骨の時迄家族として
娘の供養に使っている当社の手の平サイズのご供養セットの横に置かせて
いただき 毎日一緒に供養しております。
後は散骨の時の天候が良い事を祈るばかりです。

2010年11月18日木曜日

意外に安い中古ヨット!!

ボートに比べてヨットは長さのわりに居住性があります。海と遊ぶをテーマにすると船で宿泊できる事はとても重要になります。ボートで4人が宿泊となると最低28fの大きさは必要になり船価も国産ディーゼルエンジンとなれば最低でも200万以上となります。万が一エンジンが壊れれば新品ならば即200万以上の出費となり燃料代も1時間で30L消費は最低覚悟しなければなりません。
30年前はヨットの大きさの平均は20〜25f位でした。近年は30fを越えているので、30f以下のヨットは100万以下 20f前後となればは20万前後と車を買替える時にワンランク下げれば捻出出来る値段です。船内を立って歩くには30fですが、25前後でも積込む荷物を考慮しても4人十分宿泊・クルージング出来ます。上を見れば切りが無いですが、100万以下の中古艇でも見栄さえ捨てれば新艇と同じ様に海と遊ぶ事ができます。古い艇となりますので、船内機ならばヤンマーです!!30年前パーツのパーツでも在庫あります。船外機ならば4サイクル主流の今ならば品に取替が燃費においてもお勧めです。25fの船内機は1気筒のディーゼルですので、1時間で消費1Lですから一日エンジンで遊んでも¥1.000円です。ボートの様に遠くは行けませんが・・・・・
中古の売り買いページです。参考にしてみて下さい。
http://chukotei.jp/cgi/?mode=ichiran&cat=y&lg=
http://www.chukotei.com/Sale.aspx?p=5
上記は仲介だけなので、原則現状渡しです。
綺麗でも使っていない艇よりも 多少程度が悪くてもコマメに動いている艇が安心できます。
キャビンがあれば冬でも鍋等で楽しめます!!

2010年11月14日日曜日

お勧め 蒸し牡蛎

昨日23日の曳航業務と28日の散骨の為 艇の整備に志摩に行ってきました。
鳥羽の浦村の牡蛎は有名ですが、英虞湾でも牡蛎養殖はされており11月になれば牡蛎シーズン突入なのですが、いつも購入している漁協さんからまだ身が小さいとの事でした。
いつもは購入値段1個30〜40円なのですがしかたなく鵜方の魚屋さんで、鳥羽の牡蛎1個68円で20個購入しました。
外の日陰にそのまま置いておいても一週間位は平気で牡蛎は生きています。

生牡蛎はあたる可能性もあり 余程好きな方でない限り沢山は食べれません。
焼牡蛎も最初は磯の香りがして美味しいのですが、水分が蒸発し過ぎたり汁が飛び散る事も多々あります。
お勧めは 蒸し牡蛎です。ふっくらと出来上がりまろやかなので、飽きる事無く牡蛎を堪能できます。船の仲間も教える迄は冬の寒い外で震えながら牡蛎を焼いていましたが、今では暖かいキャビンの中で蒸し牡蛎が主流となっています。

まず殻に付いている不純物をなるべく取除きます。そのままでも大丈夫ですが、鍋の底に汚れが流れ落ち匂いが気になる事もあります。
鍋の中に膨らんだ側を下にして牡蛎を入れます。少し下に水を入れておくと汚れが付きにくくなります。鍋は土鍋が汚れが落しやすくお勧めです。普通の鍋ではから炊き状態なので後の汚れ落しが大変な事と鍋を痛めます!!
一気に強火で鍋の蓋から蒸気が出てきたら蓋を開け 日本酒・ワイン・シャンパン等を入れます。バジル等をふりかけると香りもいっそうまろやかになります。
中火と強火の中間位で蒸します。吹き上がって殻が開いたら出来上がりです。


ぷりぷりほかほか牡蛎の出来上がりです!!


散骨の際には事前にお申込み頂ければ手配致します。
生産者からの直接購入になりますので、当日の購入は不可となりますのでご了承下さい。

2010年11月11日木曜日

葦船プロジェクト 祭りの後

11月6日入港式の途中でホームポート志摩帰港 ありがたい事にえびす町内会の皆さんに一緒におかげ参りを誘われていましたが、五十鈴川の水深も桑名の長良川と同じ水深が浅く入港時に水深3.3m本日大潮で干潮時刻11時と 長良川の座礁が脳裏にと同時に回航時間も海面の状況にもよりますが、4時間と想定して午後から出港しては日暮れ前 おかげ参りをしていれば夜の海を走るか明日回航になってしまいます。今日の海は穏やかですがはどうなるか判りません!! 昔から難所と言われる大王崎沖 晴れていても東が吹けば大荒れです!!
進水式の前日の名古屋港に回航時も東の風で大変でした!! 志摩の知合いの船の整備屋さんに後日話をした所 同じ日に志摩より鳥羽に回航予定でしたが、海況を見て中止したとの事で「よく行ったなーー」唖然とされました。プロでも中止する程ほんとに大変な海況でした。
志摩へは順調に航行でき三時間で到着!! 途中大王崎沖では葦船も伊勢湾で無く大海原太平洋で、帆走させてあげたかったなとつくづく思いました。
神社港に車をとりに午後4時過ぎに到着 葦船には誰も居ません!!  寂しげな夕日の中ユラユラと波に揺れています。私にはひかりちゃん「さみしいよ〜〜!! 置いてきぼりにされたよ〜〜!!」叫んでいる様に見えました。こんな状況では帰るに帰れません!!これが最後と思い動画を撮影しました。最初は離れた所から全体を撮影しましたが、細部迄残しておこうと船に上がり接写で移動し全てを収めました。






数日の航海でしたが、ひかりちゃんは帆船としての風格が漂っていました!!
デッキ部のも一部ぼろぼろになりロープも潮で変色しています。
光の広場の時のデッキ画像


船首が少し歪み 風が無い時の曳航の為沈んでます。

ヨットを長年趣味にしてきた私にはどうしても納得のできない事がありました。
帆が上がったままなのです。入港式の時は風も無かったので、皆さんに帆を上げた姿を見て頂きたくて上げたと思いますが、入港式の終わった後は帆を下ろしてあげるべきでした!! 途中風が吹いたら船体・舫ロープ等に負担が掛かります!!  帆を繋いでいるロープが切れ見学者が船の上にいたら怪我される場合も考えられます。船の世界では緊急時以外には人の船に手を出しません!! し 出せません!!  例として着岸の時に岸の人にロープを受取って舫って頂いても再度自分の手で舫う事がルールです。自分の船は自分で守るこれがです。舫ロープだけは知らない方が乗船して足を絡ませて転んでもいけないので、葦船ひかりちゃんに敬意と労い気持を込め私の手で舫をやり直し 帆の件をスタッフに連絡して日が落ちた神社港を後にしました。

目標を達成して協力をしていただいた何百人と共入港を喜ぶスタッフの方達には陸での行事の参拝もありしかたない事と思います。
それよりもこれだけ大きな長期に渡るプロジェクトを成功させた事はすばらしい事と思います。固い結束運と人と好天を呼び寄せ成功に導きました!!
音も無くゆらゆらと海面を進んで行く葦船の気持良さが、代表 佐藤練氏をはじめスタッフには忘れられない思いとなってしまった様です!!  私は佐藤練氏に葦船の一部を使って 少人数でも海面に漕ぎ出せる今の半分位の葦船を作って来年の暖かくなる5月に進水して寿命の半年間めいいっぱい帆走させてあげたらと提案させて頂いています。なんとか二世が誕生するのを祈っています!!  誕生の折には私のホームポート志摩より大海原太平洋でめいいっぱい帆走できる様に協力して行くつもりです。
船好きの私も葦船の帆走姿が目に焼け付いて離れません!!


11月15日(月) PM5:25頃〜 CBCイッポウにて出港式〜入港おかげ参り迄が放映されます!!