2010年12月28日火曜日

船人達の信仰の地 青峰山

あと数日で大晦日ですね
除夜の鐘を撞く事が出来るお寺は少ないと思います。私が数十年大晦日に通っているのが、鳥羽の南に位置する青峰山正福寺です。青峰山は海上守護の霊峰として広く知られ古くから漁民や廻船業者の篤い信仰を集めてきたお寺です。

正福寺は鳥羽市史によれば
●天平勝宝年中〈749~56〉法相宗の寺として行基により開山。
●大同元年〈807〉平城天皇の綸旨をうけ高野山真言宗に改める。
●貞享年中〈1684~87〉僧弁意が再建、中興の開山なる。
●文化元年〈1804〉僧慶圓、現在の堂宇を再建する。
とあります。


正面の大きな堂々とした仁王門を通り抜けた左側に鐘撞堂があります。
飲酒運転の取り締まりが厳しくなり年々年が明ける時刻に人が集まらなくなりました。
昨年は8名程でした。住職の鐘撞きが終われば誰でも自由に鐘を撞く事が出来ます!!
静寂な山の山頂のお寺で、鐘を撞いて年を越すのが私の毎年の楽しみになっています!!
町の葬式寺とは違って葬式等は一切されていない本来のお寺の姿を見る事ができます。






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