2012年10月5日金曜日

「第一回 海洋葬サミット」に参加しました。

10月3日東京で行われた 「第一回海洋葬サミット」に参加しました。



九州から北海道の海洋葬を施行している 業者12社 17名が集いました。
海洋散骨は新しい業種なので、個々の繋がりはあっても 団体・協会等の全体の横の繋がりがありません。
全国で最初の集まりとなり 弊社も参加出来た事は大変うれしく思っています。

海洋散骨の現状では 各社が独自の自主的なガイドラインを決めて行っているのですが、ボートがあるからと友人を誘う様に安易に考えて散骨業を初めてしまう方も少なからず実在しています。
団体を作り上げて 統一のガイドラインを定めて行く事は これからの海洋散骨を考えると必要な時期になっていると思います。
これは弊社にとっても信用の証となり お客様にも安心して散骨業者を選んで頂ける事に繋がっていく事と考えます。

海を問わず、散骨に関しては法的に整理されておらず、「墓地、埋葬等に関する法律」・「遺骨遺棄罪」に関しては 「葬送を目的とする行為で、相当の節度をもって行う」事ならば違法ではないだろうとの解釈が社会的合意になっているだけです。
法を問わず、社会的にに迷惑をかけない事が基本ですので、これをしっかり守ったガイドラインを今後決めていく事になります。

弊社を含め粉骨のご依頼のみ承る事がありますが、今回のサミットでも 一部問題視されているのが、お客ご自身で散骨を行う場合となります。
粉骨を承る時には 何処で散骨を行うのか伺うのですが、色々な答えが返ってきます。
一部ですが、河川や湖での散骨・フェリー等からの散骨・港、堤防、海岸からの散骨  一見問題無い様に感じる方が多いのですが、生活の為の水源・他の方も乗船している船・港、海岸を主に生活している方々 どれもが迷惑をかけている可能性がある事に該当します。
陸においても 山・自宅・公園等様々な場所の答えが返ってくるのが実情であります。
その都度 非の理由をお客様に ご説明しているのですが、私達がガイドラインを厳守していくと共に もう一つの役割として 私達が海洋散骨のガイドラインを世間に提示していく役割をして行かなくてはなりません。

第一回が終わったばかりですが、年内には皆様に団体設立のご報告が出来ると思います。最終的には 海だけでは無く陸の散骨業者様とも連携して散骨しとての大きな枠の中で、ガイドラインを作る事が必要と考えます。





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