2011年5月4日水曜日

5月2日散骨式

4月27日の百か日忌から連休迄 東京在住のお嬢様が戻られるとの事で、当初5月1日を予定していましたが天候により2日に変更になりました。


最初の打合せの時のお話の内容は 海洋散骨は無くなられたご主人の希望との事で、故郷が遠方で宗派の寺院が三重県に1件しか無く離れている為 葬儀社様のご紹介の寺院で仏式の葬儀をされたとの事でした。
当初は散骨と納骨の予定で考えられていましたが、その寺院には納骨堂が無いとの事で困った様子でした。


1.お嬢様一人なので、今後の負担を減らして行きたい。


2.今後 一周忌等の法要は重要視していない。


3.ご本人の葬儀の際には仏式等の宗教を希望していない。


お話の内容から上記のお答えでしたので、納骨の代わりに購入済みのミニ仏壇に合うガラス製のミニ骨壺で自宅で供養して後に本人様が亡くなられた時はお嬢様が、棺の中にご主人様のご遺骨を入れ後は全て散骨又お二人の一部のご遺骨を自宅で供養又納骨する事を提案させて頂きました。
提案の結果一部を自宅で供養し残りは海洋散骨とお決めになられました。
決められた ミニ骨壺は弊社の扱っている K2-A になります。茶系の底面が大きくなっている製品なので、安定感があり仏壇等にも合いますのでお勧めします。詳しくは 志摩海葬HP をご覧下さい。


2名様で、午前10時の出港です。
風速は4m〜6m前後 冬はこの風速でも寒く感じますが、5月になり気温も高くなり天候は晴れですので快適です。
残念な事に 黄砂が凄く視界が良く有りません。一面黄色です。






英虞湾をから外洋に出るとうねりが1m程と風も強くなりましたが、漁船タイプの散骨艇ですので安定しています。




エンジンを止め 波と風の音の中で静かな海洋散骨式です。




海面近くで、優しくご遺骨を放って頂きました。









献花



献酒


リースで最後のお別れです。




風と波の音の中でのお別れの音楽
イノマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のMa Vlast,Vitava

今回のお花紹介

献花
季節の花(4.5月)
金魚草・カーネーション・スプレーカーネーション・アキイロアジサイ・ビオラ・ハナミズキ
他の花
アンスリューム・スカビオサ・デンファレ・ストック・スプレーマム・バラ・アルストロメリア・ガーベラ・スターチス・オンシジュウム・ナデシコカーネーション・デルフィニュームマリンブルー・ポンポンマム


リース
ササバルスカス・アンスリューム・デンファレ(白・ピンク)・ストック(クリーム)・ポンポンマム(グリーン)・ビオラ(オレンジ)


今回の花のセレクトもお客様にはセレモニーと共に大変喜んで頂きました。

もうすぐ母の日ですね 母の日に贈る習慣は20世紀の初めにアメリカで始まったもの。当初はある女性が亡くなった母の追悼の意を込めて教会で白いカーネーションを配ったのがはじまりです。

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